2011年05月30日

第14節 熊本戦あとがき

・改善が招く功罪
・感じる気持ちの弱さと芸の狭さ
・次の試合へ感じる事

 久々です。
岸さんが戦術をいじると報道で聞いたので、その事を中心に
感じた事を書きます。

 最近は練習にいけず、活字に頼るしかありませんでしたが、
過度なプレスを避けコンパクトに、と言う事でしたので、その目で
試合を見ていました。なるほど、序盤から相手DFに対しFWの二
人はプレスを控え、フィードに対し低く構えています。
この試合、まずは相手FWの長沢を潰して起点としない事が一つ
のキーワードとなっていたので、フィードの入るほうに人数をかけ
られる安心感を感じました。でも、どうしても奪う位置が低くなって
しまい、そこから運ぶ距離が長くなってしまうなと思いました。
プレスをかけるのを減らす分、FWの運動量が攻撃に生きればと
思いましたが、特に後半の様にクロスが入らない状況では、余り
そう言う効果は無かったみたいですね。
 結局は同点後のノリノリの時間帯からは元のプレスをかけるサッ
カーに戻っていた感じを見ると、「状況に応じて」なのかなとも思い
ました。後、FWがプレスにいっていない場面でも最終ラインの動き
がダルい感じになっていた場面もあり、全体的な理解はもうちょっと
かなとも思いました。チームの成熟度の低さをカバーするための
改善と考えると、一歩下がって一歩進んだ状況でしょうか。
 今回の改善+ボランチの交代で、確かにスペースに対する綻び
は小さくなりましたが、守備側の慢心と攻撃のしにくさを感じる今回
の改善と感じました。

 試合は大きく3つに分かれる感じに思いました。

(1)開始〜前半20分:お互いの探りあい
(2)前半20分〜前半終了:横浜の攻撃が生きる時間帯
(3)後半:バタバタ

 (2)の時間帯で横浜が勝ち越していれば、前半終了前の熊本の
得点は無かったと思います。それも実にサッカーらしい流れと言えま
す。(2)の時間帯での左からの攻撃は、唯一スタンドが沸いた場面
でした。左から切れ込んだ高地のシュートは誰かが飛び込んでいれ
ばなぁと思える場面(2009年、味スタのヴェルディ戦での滝澤→大黒
の失点を思い出される場面)ですし、2本のオフサイドのうち2本目
(藤田に渡ったボールがこぼれたのか、パスだったのかの判断次第)
が実に惜しかった。同点だから勝ち越したくて、前半終了前の相手
のセットプレーから跳ね返したボールを5人(もっといました?)で追
いかけた訳で、あの時のギャンブルがハマッていればと思う気持ち
もありました。その全てで我々は不運でしたが、熊本さんが幸運だっ
たかと言えばそうではなく、先制点のミドルはフリーとは言えお見事。
数的有利だった勝ち越し点のつなぎもミス無く見事でした。流れを変
えた武富投入も采配グッドですし、それらを運と言ったら相手に気の
毒と思いました。
 逆に武富投入で自分達の左を封じられてからの横浜は、非常に
バタバタでした。サイドを捨て、中央から入り放り込む。でも弾かれる
の繰り返し。サイドの選手もサイドバックまで中に切れ込み、まさに
「何をしたいの?」と言うサッカーだったと思います。例えれば相手の
王手に対し千日手を繰り出し時間を使い、投了と言う感じでしょうか。
 攻撃のオプションが足らないです。雨の難ちゃんはトラップが上手
で驚きましたが、個人での打開は出来ず。雨と言う事でエデルやボリ
(ドリブラー)を使わなかった事も単調に終わった一因かもしれません
ね。

 次節に向けては、怪我人が徐々に戻ってきてますしまずは今の戦
いを続ける事だと思います。麻溝で見た限りではヴェルディさんは
我々に似た、我々のやりたい事をやろうとしているチームに見えます。
そろそろ中盤で圧倒するゲームが見たいものなのですが。
posted by futre at 10:28| Comment(2) | サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月09日

第11節栃木戦あとがき

・ 若手の糧となるはず。でも、もったいないなぁ。
・ 苦い思いをした二人、でもその後は負けてなかった。
・ 俺達、行けるよ、やれる。
・ 得点を取れるパターンを増やしたい。
・ 藤田の怪我が心配。

 若手には挫折が糧となるはず。それを見守る我々老い先短い
者達にとっては辛い場面だけど、明日の勝利を信じられる内容
だったし。それにしてももったいない負け方だったなぁ。

 序盤の失点場面ですが、少しミヤの対応が遅れ上げられた
クロス、それをテホンがヘッドコントロール誤って枠中に入れたも
のです。ミヤの対応を責められるとは自分は思いません。テホン
も相手FWに打たせなかったのだから。
 でも、この二人を責める気にならないのは、二人がその後もしっ
かりファイトしてくれたからです。サイドはしっかりとした基点となっ
たし、テホンと飯尾のお陰でロボも天敵廣瀬も全然怖いと思いま
せんでした。テホン、ミヤの更なる成長が望める一戦でしたよ。

 前半に空回りしていた謙介と、ボールを触る場所になかなかいな
かった難ちゃんを下げ、チンとノザを投入。これが今期最高にハマる
ナイスなフォーメーションになります。チンと高地が中央で再三飛び
出し、左はノザ、右はボリがえぐり、またはサイドバックもドンドン前
に出られる体制で相手を攻めます。水沼、河原が一人でボールを
持ち込めばどうなったか分からなかったのですが、彼らも基本、後ろ
に叩いて周りの攻め上がりを待つ手法を取ったので最終ラインは安
定していたし、叩いた球をマサトが頂く場面もありましたし。
彼らにロボも加えた、「一人で点を取れる選手達」が突出しなかった
のも規律高く、自分が尊敬する松田サッカーのなせる業なれど、
我々にとって個の攻めが無かった事は良い方向に転がったと思い
ます。試合後、相手のプレスが甘かった(無かった)事を選手がコメ
ントしていますが、今日の様にボールを回せるサッカーが出来れば、
我々はドンドン上に行けると思います。

 試合前のピッチ内アップでどの様な練習をしていたかはこのblog
では書けませんが、その練習の成果は試合では生きませんでした。
でも、監督の点を取るパターンを増やす意思は伝わってきていて、
特に藤田が体を張ることによりもっともっと生きてくる筈だったの
になぁと、ここは少し残念に思います。

 藤田、故障箇所の診断が待たれます。軽症だといいのですが。
カイオが復帰し、カイオワントップの451or433なんてフォーメー
ションが実現すれば楽しみですが、このチームは藤田のチーム
です。彼の頑張りがまた、三ツ沢のピッチに早く(出来れば次節
に)戻ってくれる事で、5月は我々の季節になるんじゃないかと
思うんですがね。

 試合見てて「負ける気が全然しなかった」、そんな敗戦でした。
posted by futre at 15:42| Comment(0) | サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月05日

第10節 鳥取戦あとがき

※ 非常に残念な事ですが、この節のあとがきは、良い事が殆ど書いて
いません。自分の考えた事を書くのがルールなので書きますが、気分を
害される可能性がありますので、お疲れになりましたらそのままページを
閉じて頂きたく、お願いいたします。
更には、今回対戦のあった鳥取サポーターの方のご購読は全く適さぬ文章
ですから、読まないで頂きたくお願いいたします。

・ まずは何故、サポーターが怒っているのかを知るべきです。
・ このチームは藤田祥史のチームなのだと再認識。
・ 3枚目の交替で、このゲームが終わりました。
・ ボランチが一枚足らない。
・ 誰か、三ツ沢に合うスパイクを飯尾に教えてやってください。
・ 再び、戦える集団に戻るためには。


 敗戦に対し、常に自らの責任として捉えたいと考える自分にとっても、
この試合は本音から言うと背負いたくない、やりきれない敗戦でした。
この試合に関わった監督、スタッフ、選手全員が何故サポーターの皆様
が怒ってらっしゃるのか、ご存知と思いますが、知らない人がいれば
是非知るべきだと思います。
 この試合を短くまとめるならば、遠征距離的に絶対的有利なはずの
J経験の長いチームが、J昇格4試合目のチームに主導権を握られ、
老獪にミスを待たれ、そのミスを突かれたゲームだと思います。
こういう試合展開は、J1昇格時に鹿島さんあたりによくやられた
手ですが、それをこのカードで、この三ツ沢で、10年お世話になった
ヒュンメル様(SSK様)の目の前でやられてしまった事は、屈辱で
あり苦痛でした。
 その前2試合の三ツ沢は何だったのか?平塚は何だったのか?よく
思い返して欲しいし、自分達に要求があるのなら言って欲しいぐらい
です。三ツ沢の魔物は我々ですか?何故三ツ沢で?我々はいいですよ、
雨が降ろうが、槍が降ろうが三ツ沢に来る人達は。でも、ホームゲー
ムしか来れないスポンサー様は?そしてスポンサー様を一生懸命連れて
来てくれた営業のメンバーは?


 本当に、考えて欲しいものです。何をしてくれたのかを。
これは自分一人が考えても、何の役にも立ちませんから。


 さて試合の内容を少しだけ。
藤田祥史が先発にいないと聞いて大きく驚きました。ここまでの公式戦、
練習試合の一本目等、彼がいない試合など考えられませんですから。
ターンオーバーを直感しました。中盤、最終ラインに爆弾を抱える今の
チームにおいて藤田の負担はハンパ無く、試合が詰まる中ありえる選択
でしたが、結果的にこの選択が試合を「捨て試合」にしてしまいました。
 2枚変えとなった2トップは基点とならず、下がる動きが多く中盤と
の連携も悪かったです。その最たる場面は前半の謙介の浮かしたパスが
横浜の選手がいない場所で弾んだ事。あのパスは剛を、そして藤田の
スペースに出していたのですが、2人はどちらも気づいてくれませんで
した。
 後半早々、センターサークル付近で不用意に難波がボールを失い、
先ほどの謙介とそっくりな浮かしたボールに即反応した美尾がゴール。
全く対照的な場面でした。
 ビハインドを抱え、藤田と剛を投入する岸さん。でも、この試合に
関しては遅かった選択でした。前半から運動量豊富な鳥取さんの動き
が鈍り、自陣を固める動きに移っても、我々は最終ラインから攻撃を
組み立てる事しかしなかったのですから。これは前半にすべき事です。
ならば個人で打開を、と考えた時の3枚目の交替は皆様如何お考えに
なりましたでしょうか?チンを入れてボリを一列下げた(右サイド
バック)のですが、この交替で自分はこの試合を諦めました。
前半からボリがボールを持つ時の声援は一際大きく、彼も再三相手を
抜く動きを見せれくれて、サポの期待の存在でした。そのボリが
サイドバックとは。チンが悪いとは言いませんが、右サイドは前が
ボリ、後ろが野崎で2人で動いてもらいたかったのが正直なところ
です。不慣れなポジションで上がれなくなったボリにはため息でしたが、
それはボリを責められないと思います。

 開幕から問題を抱えるボランチ、最終ラインですが、残念ながらこの
試合も及第点はつけられませんでした。ボランチは早々に謙介と高地が
ポジションチェンジ。高地は再三足を(膝?)を気にしていて本来の
動きに無く、今シーズンは特に、ボランチ起用に「らしさ」を見せられ
ずにいました。謙介と争えるボランチの出現を待ちたいものです。
謙介と高地が左サイドを争える様な選手層にしなければなりません。

 最終ライン。戻れない、90分戦えないヤナギに戻り、飯尾のスパイク
は相変わらず三ツ沢に合わないまま。テホンだけが今までの上積みを感じ
られる内容でしたか。ヒロシは残念ながら元通りの受身に戻ってしまいま
した。ヒロシについては、再三変わる左サイドの前の選手との連携、鳥取
さんに狙われた事もあるかなと思いますが、飯尾のスパイクは言い逃れが
出来ないのでは無いでしょうか?ホームゲームで彼が転ぶ事はこの試合が
初めてではなく、むしろ転ばなかったゲームがありません。
是非彼には、周りの人に聞いてスパイクチョイスをやり直して欲しいと
思います。

 最後に。今のこのチームを最も印象つけるコメントがありましたので、
そのリンクをつけて紹介したいと思います。

 こちら

 マサトのコメントは必見です。自分もスタンドから見ていて、前半終
わって「0対0御の字」と言う空気が選手から感じられて怒っていたの
ですが、まんまマサトもその事を感じています。このチームには、意思
統一を図り、モチベーションをコントロールする存在が必要です。残念
ながら、キャプテンが「オレの背中を見ろ」のタイプですから、最終ラ
イン、中盤の副キャプテンがしっかりとコントロールする必要があります。
飯尾、高地の責任は軽くないのですよ。栃木戦までに、纏まった形での
チーム作りを期待します。なんならマサトがでしゃばってもいいんだと
思いますよ。

 最後に、ヒュンメル様におかれましては、絶対我々はお見捨てにならぬ
様、心よりお願い申し上げたいです。10年のご尽力を、こんな泥を塗る
試合にしてしまい、サポーターの一人として心よりお詫び申し上げたい次
第です。我々はもっと、マルハナバチに込めたヒュンメル様の精神を心に
刻むべきです。
posted by futre at 08:54| Comment(2) | サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月02日

第9節 湘南戦あとがき

・ まだまだ3分咲き、でも意思は伝わった。
・ ボリ、自らドン。そして後半、ボリの抜け出し→難波へのクロスも
  良い場面。
・ 前半、アジエルへのファウルで血が凍る。
・ 岸さんは1-0逃げ切りへ着々と手を打っている様に感じた。
・ 藤田、難波、ノザ、前線でボールを持ち込む。
・ テホンの強さ、ヒロシ豹変、マサトの運動量が生きる。

 勝たなアカン、公式戦初勝利!でもまだまだです。
セカンドを取り続け、サイドが制圧し、FWが決める。そして守備
は一人一人が強く守り切る岸さんのサッカーとしては、3分咲きだ
なぁと言う印象です。まだまだボランチが弱い。最終ラインの裏の対
応もまだ弱い。相手のボランチに救われたかなとも思いますし、
アジエル、菊池らに中央を使われる場面もあり、改善の余地はある
感じです。でも、試合後の選手、スタッフ、サポの笑顔を見て勝ち点
3と言う結果が出て良かったと心より思いました。また、勝ち点3を
取る選手の意思が強く伝わってきました。

 キャンプ当初はレギュラーながら、主力の復帰でレギュラーを外され
ていたボリのゴールは見事!二人抜いた次の瞬間、本人から目を切っ
てしまって、ネットが揺れたゴールがボリ自ら打った事を祝福の輪で知
りました。相手を抜く強さは両チームの中でも群を抜いてあったと思い
ます。後半も、右サイドラインギリギリを抜いていき、難波へのアーリー
を放った場面も凄かったです。ギリギリで大井に止められましたが、
大井が一瞬遅れていれば間違えなくゴールでした。ボリはこの試合
一番のMVPだったと思います。

 でも、前半から立て続けにイエローを貰った我々にとって、この試合が
ターニングしなかった(?)ポイントが前半にありました。すでに一枚貰っ
ていたボランチが絡むファウル、しかもアジエルは派手に転倒しています。
トラック挟んでの遠いピッチ内でしたし、ファウルで試合が止まっています
から、2枚目のイエロー提示の場面が目に浮かびました。自分が凝視し
たのは主審の前田さんの右手です。取り出すか?取り出すか?
いや、出さない。注意だけ!そんな前田さんを囲む相手選手。相手選手
の気持ち分かります。この早い時間での数的有利は、ただでさえ押しつ
つある試合を大量逆転勝利につなげる事すら出来るポイントです。
多分、この瞬間が、岸さんのハーフタイム2枚変えを決断させたポイント
だったと思います。

 その謙介(言っちゃった!)のヘディングの好機もあったのですが、
前半は1対0で終了。気持ちが高ぶる謙介の気持ちも買いたいのです
が、早く引っ込めたいと考える岸さんの気持ちはとっても分かりますし
同意です。謙介の代わり、それは本来なら、中央でしっかり相手を潰せる
守備に長けたボランチの選手がベストだったと思います。しかしそんな選
手は今の横浜FCのリザーブにはいません。岸さんは戦い方を変える事を
覚悟して、運動量のある難波とノザを投入します。
この日先発の藤田も加わり、マイボールとなったボールを出来るだけ前線
に持ち込む事で相手の好機を減らす作戦だったと思いました。
更に藤田と難波は、前線から相手の最終ラインを追い回す運動量を惜し
みません。一連の動きはどう見ても逃げ切り(あわよくば追加点)を意識
したものに見えました。
(それは岸さんのインタビューの内容と異なりますが、自分はいつも岸さん
はインタビューで隠し事をする人だと思っていますから。)
特に、後半足が攣るまで走った藤田には頭が下がります。ありがとう。

 反りさんは動ける選手、高さで勝負できる選手を投入しますが、この2戦
ひ弱さと連携の悪さを見せていた最終ラインは耐えてくれました。
序盤から相手攻撃陣へのファーストアタック役、そしてパワープレイも、
しのぎ切った立役者はテホンでは無いでしょうか。飯尾との役割分担がしっ
かりとしてきました。そして左サイドバックのヒロシ(中野)の豹変ぶりには
ビックリです。当たり負けず、上がり、クロスも再三披露します。怪我の癒え
たミヤがこの日リザーブにいましたが、ミヤにとってもライバル意識が高まる、
ヒロシの出来でした。相手を綺麗に止められないブサイク(岸さん談)な守備
でしたが、謙介同様マサトも気持ちを感じました。彼も長い距離を走り続け
てましたが、運動量は最後まで落ちませんでしたし、多少の失敗はありまし
たが自分の持ち場を責任持って守り切りました。

 そんな個々人の底上げと、チームとしての意思統一を感じた湘南戦でした
が、次は好調な鳥取さんです。確実に連勝する事と、そろそろ「安定感」を
見せて欲しいのですが。
posted by futre at 11:09| Comment(1) | サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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