2010年11月08日

第33節 水戸戦あとがき

・ 思い出す事が多い、自分にとっての「ダービー」。
・ 水戸さん、と言うか木山さん強い!
・ 中盤に仕掛けた木山さんの「網」。
・ アクシデント!しかし同じポジションへの交代をせず
  攻撃側にシフトした岸野さんの采配は頷ける。
・ 関の力強いセービング、良かった!
 セットプレーでフリーにしなかったDF陣の頑張りに拍手!
・ 木山さん、見てるよね〜。うまくいかない右サイドを突く。
・ カズさん、次節に3点目?あると思います。
・ 本間ちゃんの熱い思いの訳は。

 横浜FC創設からの好敵手、横浜FCにとって自分が認める
唯一の「ダービーマッチ」である水戸戦です。S待機列にいると、
歩いてくる人に見覚えが。今村亮一主審です。両チームの過去
の歴史、そしてJ2を長く知る今村亮一さんの登場とあって、この
場にミズや信義やヨコさんがいれば言う事のない2000年代前半
の思い出が自分の頭の中に渦巻きました。小野隆儀、磯山、
鈴木和裕、北島、西野、荒田、思い出すなぁ。試合終了直前に
ぶち込まれたトゥーリオのヘディングも忘れられない。
 そして何より両チームに所属した選手の事を思い出します。
栗田、吉本、秋葉、金澤、一平も?何より自分のアミーゴであ
るアンデルソン。元気かなぁ?

 まあ、過去を思い出した話はこれぐらいにして。
やはり木山さんは凄いですね。我々の生命線である中盤に選手
を張らせ、パスを奪取する作戦に出ます。我々のパスコースに
群がる白い縦じまのユニが二人、三人と現れます。そんなサッカー
系アニメを見る様な展開に、メインスタンドの方々から「狭い!
狭い!」と声がかかります。中盤でのプレスに負け我々がロング
ボール主体となれば、それは水戸さん(特に大和田)の思う壺、
狭いスペースをかいくぐる我々のパス交換は迫力とスリルが
ありました。
(スリルと書いて、デルリスを思い出してしまいました(涙)。)
 そこに立ちはだかったのは、この両チームの長い戦いを全て
知る唯一の現役の本間。崩しきる事に拘る我々に対し、一対一
となったペナルティエリアを守り続けます。バー直撃となる難波
のヘディングもあり、前半はスコアレスに終わります。

 そんな横浜にアクシデント。右サイドの武岡、最終ラインの早川
が相次いで足に違和感を訴えピッチを退きます。打てども打てども
得点が決まらない閉塞感の中での戦線離脱、ここで岸野さんは
見事な采配に打って出ます。中盤の武岡に代わり一列前の西田を
入れカイオを一列下げ、センターバックの早川に代わりエデルを
入れ、ボランチのホベルトをセンターバック&左サイドの高地を
ボランチに入れます。本来なら攻撃側に振りたかった交代枠の
うち2枚をアクシデントで使わねばならぬ横浜、だったらと、攻撃側
で使いたかったカードを入れて先制点を狙ってしまえと言う岸野
さんの意図を汲んだ形で後半早々に試合が動きます。
 高地(間違えたらゴメン)からの相手サイドバックの裏へのパスを
エデルが受け、ほぼフリーでクロス。エリアで守る相手センターバッ
クの間に入るそのクロスを難波がうまく入り、足で先制!水戸さん
にすると、後半の試合に入るかどうかと言う集中力が高まる前での
失点は痛かったのではと思います。
 難ちゃんが「練習どおり」と言っていた事は全くを以ってその通り
だと思いました。

 その「練習」により強くなったのはGKの関も同様。「練習」により
徹底的に鍛えられたアーリー対策により枠中の球に対する関の
セービングの安定感は素晴らしかったと思います。そして、自分が
1点は覚悟と言っていたセットプレーでも、ターゲットに誰かは付く
フリーで打たせない守りで失点を許しません。試合後の渡邉の
コメントで、自分がホベルトに合わせて行くと言う心強いものがあり、
正センターバックとして逞しくなったなぁと思いました。

 先制点を得て、この時点で心配点は2点ありました。一つはホベ
ルトがいなくなった中盤と、カイオ&野崎となった右サイドの守りで
す。中盤は八角が頑張っていましたが、再三指示で絞れと監督に
言われた後に野崎を指差すカイオは、野崎に対する不信があるのか、
決してうまくいっていたとは思えませんでした。そこに木山さんは
フレッシュな左サイドの島田を投入します。野崎も足が万全では無い
状況と思われ、プレイに迷いがあり後手後手の守備からのファウル
や裏を突かれる展開があり、ここは厳しい状況になります。結果、
後半は長く水戸さんにとって優勢な時間が続くのです。自分は片山
が怖かったのでこの交代はラッキーに感じたのですが、実際は
甘くない時間が続いてしまい、木山さんの怖さを感じました。

 そこで岸野さんは3枚目のカードとして、ずっとFWで起用してきた
カズキャプテンを送り出します。交代までの短い約30秒程の時間
に手持ちのホワイドボードの左サイドを指差し、指を回し、動かし、
自分が求める左サイドでの動きを全てカズさんの頭に叩き込みま
す。そのカズさんは、左サイドから守備で絞る動きはモチロン、
中央でのピンチを先読みして底でボールを受けたり、左で得たボ
ールをドリブルで相手を抜き、本間ちゃんの目の前でシュートを放
つ場面もあり、この短い時間ながら貢献度が大きい「抑えの切り札」
としての働きを十二分にこなします。その動き、働きには一人の
プレイヤーとして大きな賞賛に値する出来だったと思います。
次節徳島戦では今期3点目、いいんじゃないですか?あると
思います!

 こうして我々の右サイドに「栓」をしたところで、木山さんは最後の
カードとしてパワープレイ要員であろう中山を投入します。改めて
「片山が残っていれば怖かったのに」と自分は思うのですが、戦局
の中でセンターより左サイド、そしてまたセンターと必要とされる
選手を入れ替える事は必要でしょうし、片山に対するベンチの信頼
がそこまでだったと言う事なのだと思います。野人ロンゲでは無く
剃髪で現れた「元ナニワのゴン」中山はルックス迫力満点!この
試合観戦頂いた民国99年さま仰るところの「彼を囮にした周りが
怖い」と言う言葉がなるほどと頷ける迫力でした。決してボールに
絡んでいる訳では無いのですが、怖いルックスの長身FWが加わる
のは怖いものです。
 そんな後半ロスタイム、3分提示のあった30秒後の時点での
水戸さんのコーナーキック、あの人が最後の劇場を仕掛けます。
残り2分30秒あるにも関わらず、GKの本間ちゃんがセットプレー
に加わるのです。過去にもシュナのヘッドがミートした瞬間を見た
事がある我々ですから、これは怖かったのが半分、そして無謀だ
と思う気持ちが半分ありました。本来は我々が全員戻る場面、
本間ちゃんが出た事で岸野さんはエデルを守備から外し中盤に
張らせます。ゴール正面に構える異彩を放つオレンジユニに対し、
大橋のクロスは無常にもファー。虚しく手を伸ばす本間ちゃん。
おいおい。コーナーキックはアゲインになるもやはり戻らぬ本間
ちゃん。我々のクリアに対しても戻らぬ本間ちゃん、ついにはハチ
が無人のゴールへ超ロングシュート、ここにエデルが走りこむはず
だったのに、何故かエデルは右サイドで蹲っている、何故?
ハチのシュートはゴールの1メートルほど左に嫌われる。これも
残念。そんな最後の本間劇場の終幕と共にこの試合も終了と
なります。この時の本間の心境は、直接的では無いにしろインタ
ビューの文面に大きく表れていた風に思いました。

 負けられない試合、自分にとってのダービー、思い出、劇場、
いろいろな思いが渦巻く中、最後まで気が抜けない試合の多きな
疲れを覚え、勝利に沸く三ツ沢を後にしました。この試合に感傷
を覚えるのはここまで。出場停止、怪我などの現実を踏まえ、
やはり負けられぬ徳島戦へとリーグ戦は続きます。

 しかし、今村亮一さんのレフェリングは、安定してかつ、両チーム
の選手に基準も分かりやすくてよかったですね。今日も終了後に
拍手で迎えましたパチパチパチ。
posted by futre at 15:09| Comment(2) | サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
僕もfutreさんに激しく同意です。

水戸は昔からのライバルで色々な事を思い出しますよね。

スゲを退場にさせた今村さんでしたが、同じ年の水戸戦はヨコが倒されたのをPK取ってくれたのを思い出します。あれからだいぶ経ちますから今村さんも大ベテランですね。

本間ちゃんのパワープレーもクラシコの新たな1ページですね。
Posted by シーマがらはう at 2010年11月08日 21:08
シーマがらはうさま

 コメントありがとうございますm(_ _)m
この先何十年経っても、水戸さんとの熱い思い出
は必ず語っちゃうと思います。自分だけかと思って
ましたが、同じ思いを持たれているのをお聞きして
嬉しく思います!
Posted by futre at 2010年11月11日 08:20
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。