2011年10月18日

バイタルエリアの対応

 先日、2006年と2010年の試合のビデオを掃除しながら見ていて、
いろいろ感じる事があった。

 2006年は前半戦の試合で、アレモンがいない代わりに軍曹が
いる。まだJ2にいるチームなので対戦相手名は避けるが、結構
相手の攻め辛さ、守り辛さが伝わってくる。
当時はルイス・アウグストが無双だった。まだ怪我をする前なの
で、当時のJ2のチームでは止めきれない程の突破力、そして
チーム連携を理解してきた事なので球離れもいい。アレモンは
いないものの、ルイスが運びクロスから城の頭で十分勝負が
出来た。セットプレーもルイスのプレイスキックの速さと精度が
素晴らしい。2トップに軍曹がいるので、高さで勝負できる。
 守備については舌を巻いた。城とカズさんはサボらず前線から
チェイスする。そこをかいくぐっても素さんが控える。ロングボール
も軍曹がいるし、それほどラインを高くしないので効果は薄い。
そして何よりバイタルエリアでの守備が素晴らしい。相手がバイタ
ルで前を向いた瞬間に軍曹やヨンデが厳しく止めに行く。そして
ダブルボランチもプレスバックを怠らないのだ。

 2010年。すでにホベルトがいた。カイオもいた。巧もいた。
2006年と比べると、カウンターを受ける攻撃的な戦術だったけど、
この3人はカウンターを受けた時に必死になって戻るのだ。
ナベ、ハヤのフィジカルも強いので、彼らの努力の前にセンター
バックが一本で止めてしまう事も多い。でも2006年程では無い
にしろ、バイタルでは仕事をさせず止める意識は強い。
(ルールと言うより個人の率先性がそれを実現していた様にも
見えるのだが。)

 今年、特に岐阜戦に代表される様に、何故ミスを待たれ取られ
た後にあれほど自由にバイタルが使われるのか。そこに今年の
問題があると思う。中盤の選手の戻りが遅く、最終ラインも前に
出ず相手選手のドリブルに合わせ背走した後ペナルティエリア内
で勝負を仕掛ける後手の対応。調子の良い時であれば、ボランチ
のプレスバックもあったし、ヒロシもテホンももっと前に出て処理し
ていた。バイタルをいかに厳しく行くか、それは個人の資質では
無く、チームとしてのルール作りだと思う。ルール作りはまだ遅くな
い。明日でも出来るはずだ。
 昨年の巧に匹敵する速さを持った最終ラインの選手はすぐに
生み出せない。でも、ボールを握っている時にボランチのどちらか
とサイドバックの一人が取られた時に備えてもっと先読みして
動ければ。昨年のナベの様に、相手のカウンターに対してすぐに
食いつけるセンターバックの役割分担があれば、失点をもっと
減らせるだろうに。得点力ばかりが取り立たされているけど、
まずはしっかりゼロで守りきる体制を取り戻さない事には、
攻撃側の「安心感」も生まれないのではと思う。
posted by futre at 16:57| サッカーなど | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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